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長岡菜(体菜) |
水で塩抜き |
自家製の煮菜(塩味バージョン)人参、油揚げ入り |
新潟の冬の食べ物に「煮菜」があります。塩漬けして保存しておいた体菜(タイナまたはタイサイと読みます)を水で戻して塩抜きして、人参、油揚げ、打ち豆(大豆をつぶしたもの)などと一緒に鍋でコトコトやわらかくなるまで煮て味付けは塩、醤油、味噌、酒粕などを使って好みの味付けにして食べるのですが、体菜がやわらかく、どんぶり一杯位は軽く食べられるくらい美味しい郷土料理です。
体菜は元々は中国産のパクチョイで明治時代に日本に入ってから各地で品種改良されたようです。新潟の体菜は長岡菜とも呼ばれていて白い茎の部分が長くて40~50cm位の大きさになります。
冬、雪が積もり野菜不足になるのでこの体菜を大量に塩漬けして保存して、塩抜きして煮野菜として冬の間、食べていました。
ボクが好きな食べ方は一番シンプルな他の具材は出来るだけ少なくして戻した汁の塩味と酒、砂糖で味付けしたシンプルバージョンが好きです。煮菜は冬の楽しみの1つです。