2011/02/15
プロパーIVY(正しい・アイビー)
1981年のPOPEYEを読み返しています。表紙には「これで決定!プロパー・アイビー」と書いてあります。特集記事を読むと「正しいアイビー」のことのよう。アイビーを正しく理解するにはまず、ネイビーブレザーを忠実に着る・・・・から始まり多岐に渡り、事細かにねばならぬ的なことが書いてあります。30年前のことですから懐かしく読んだのですが、これを今に当てはめるとなるとそのまんまはちょっと無理がありますね。時代は変わることで、人の心は変わります。服は同じでも見方、見え方が変わってしまうということですね。せめて出来るとするならば、「あの時のテイストを出す工夫をする。」ということなんでしょうね。
同じ号の中でクリケットベストとチルデンベストの違いが書いてありました。チルデンの方がVゾーンの切れ込みが浅いとの書いてあります。クリケット用のベストをチルデンさんがテニスに流用したと聞いてましたので同じものと思いますが、本当はどうなんでしょうね。当時は色々薀蓄がありましたね。
「IVYプロパーアイビー」に関しては以前、橘浩介さんのブログでも記事にしていました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kousuke427sc/35537945.html
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12 件のコメント:
suwakkyさん、こんばんは。
最近、装いに無頓着になりました。
「ねばならぬ」の精神に飽きてしまいました。
特に1978年までのVAN JACKETを熱く語る人々‥‥
とても滑稽でなりません。
某ファッション雑誌で「ラギット・トラッド」や「ラギット・アイビー」など造語で満ち溢れていますが、全く馴染めません。
アイビーファッションは不偏不党な装いと私は捉えております。
「チンドンヤ」や「とっちゃん坊や」みたいなアイビーは如何なモノかと思います。
こんばんは。
エネルギー(すけべ心)不足でしょうか?
ちょっと心配です。
それはともかく、アイビーファッションはプレッピー、HDと時代のテイストを加味しながら続いてきています。懐古主義にならず、「味足し」しながら伝統を守っていくのでしょうが、いまどきの「ラギッド」がそれに値するかは否といわざるを得ませんね。
あれこれ雑音に惑わされずに自分なりをやるのがBESTと考えています。
自分の装いを「グローバルTRAD」だと位置づけている私は
時代性を考慮しなかったり、自己主張だけのスタイルやテイストには
今ひとつなじめません。
80年代と今を同じには語れませんし・・・
クリケットとチルデンの違い・・・
「着こなし」に違いがあったように記憶しています。
腰を冷やさないように「たるみ」を作らないのが
クリケットだ、みたいにですね。
hikoさん、こんばんは。
>自己主張だけのスタイルやテイスト・・・
は同感です。男の装いの根幹にかかわることですね。
クリケットとチルデンの違い・・・
着こなしの違いはある意味正解のような気がします。また色々勉強してみますね。
suwakkyさん、皆さん今晩は。
日本のアイビーファッションは、それを趣向する者も、それを扱う商業雑誌も大きな袋小路に陥っているように感じます。まあ日本の場合は、一過性の単なるファションに過ぎず、伝統ではないからでしょう。次代を担う若年層で、このファッションに興味がある者も皆無です。
米国のブログを見ていると、このファッションについて幅広い年齢層(20~60歳近く)の書き手が存在しており。自らの信条を遠慮なく公開していて、それを読んでいて考えさせられる事が多く、最近は米国のブログから目を離すことが出来ません。
お勧めは「The Daily Prep」です。プレッピーを貫くMs.Murffy の哲学と趣味の良さには頭が下がります。恐らく小生と同世代のおばさんですが、彼女が日本にいるなら、小生は追っかけます(笑)。一度彼女のブログを見てください。
samさん、こんばんは。
紹介していただきありがとうございます。
早速「The Daily Prep」覗いてみました。
ざっと読んだだけですが、なるほど筋金入りですね。中味が伴わなければと痛感した次第です。
suwakkyさん、こんばんは。
横レス、失礼致します。
私、samさんのコメントに賛同します。
全く同意です。的を得てます。
知識の無い「コスプレおっさん」には、なりたくないのです。
こんばんは。
それに見合う中味が伴わなければ・・・ですね(^^ゞ・・・
勉強シマス。。。
suwakkyさん、MG-5さん
レスありがとうございました。
コメント書いてから、アイロンしてました(汗)。
日本の方は低迷する経済と一緒で、何だか煮詰まってしまっている感がありますが、米国のブログを覗いて、彼らの着こなしを見ていると、小生はこのファッションもまだまだ捨てたものじゃないなと感じています。
各ブログに共通しているキーワードはTimeless cloth 「時代を超越した服」です。
しかしいい時代になりました。彼らの本音の話など、昔は直に話さないと聞けませんでしたが、今はブログで個人の意見を読むことができます。
samさん、
>Timeless cloth 「時代を超越した服」です
まさに"traditional"なんでしょうね。
ますますずっとこれで行こうと思いました。
suwakkyさん、MG-5さん、hikoさん、samさん、こんにちわ。
深い!、濃ゅい!!、楽すぃ!!!
ハイエンドな内容に思わず落涙。
「田尻湖では絶滅してたけど放流先の西湖でかろうじて生息していたクニマス。
クニマス・アイビーばんずあい!!!」
昨日まで正直こう考えてた私ですが良い意味で少し考えが変わりました。「田尻湖にもおったんや・・・」、と。
60'と80'に日本で爆発したのはさきがけて米国で隆盛をきわめたから。Ms.Murffyさんのような人がいるならひょっとしてアメリカでも、もう一度リバイバルが・・・
こんにちは。
TRAD、韓国では流行の兆しとか?
そのうち多少、モデファイトされた今時のTRADが日本に入ってくるかもしれませんね。
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