秋のニオイ

アパートの駐車場に行き来する時にほのかに花のいい香りがします。匂いの元を探すとすぐ近くに金木犀の木があり花が満開でした。確かに香りは金木犀なのですがトイレにおいてあるあの｢キンモクセイ｣とは明らかに違います。同じ香りなのですが、上品というのか、邪魔になりません。微かに仄かにそして時にははっきりと香るのです。香りに関して男性は意外と関心があるようで、休日に店の香り関連の売り場（香水、カー用品、芳香剤）にたむろしているのは若い男性（下は中学生くらいから）が多いようです。

人間には五感がありますね。こと対ご婦人に関してはそのうちの３つ（視覚、聴覚、嗅覚）で判断していると思うのですが、そこを逆手に取ってご婦人方は世の男性を手玉に取っていると思えてなりません。　視覚＝化粧、聴覚＝優しい声、色っぽい声、嗅覚＝香り　の3つですね。どうもこの3つに惑わされてきたとしか思えません。特に香りなぞに関しては免疫のない人が多いわけですから使いようによっては決定的な決め手になることもあるようです。プンプンと香りをさせたお水系な雰囲気には腰が引ける人が大半ですが（酒を飲んで感覚がマヒしているのでニオイも強くしないとわからないらしいデス）、大半の男性は、ほのかに香るイイにおいに弱いようです。昔は動物系（ムスク）が好まれましたが、時代と共に植物系（花、柑橘系）が主流になり、最近ではソープ（せっけん）や柔軟仕上げ剤の香りが好まれているようで時代の流れ、男子の草食系化などが影響しているのかもしれません。くれぐれも化粧とニオイに惑わされないようにしましょうね。

　ところで、五感の残りの２つ｢味覚｣、｢触覚｣は最後のお楽しみであります。