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2008/10/15

IVYの由来・・・復習しました

                                            





IVY大好きの皆さんはもちろんよくご存じでしょうが、IVYってなに?IVY大好きだけどよく知らない僕。そんな人のためにIVYの由来を調べましたので紹介しますね。石津謙介オフィシャルサイト の中のTAKE IVY(IVYの由来)に詳しく書いてありますが、見るのが面倒な人のために簡単に紹介します。
アイビーリーグという名称は、一般には植物のアイビー(蔦)のことで、大学のキャンパスにある古い煉瓦造りの建物に蔦が覆い茂っているところから由来すると言われているが、これは正しくない。アイビーリーグは本来INTER-VARSITYに由来する。VARSITYとは、大学でもどこでも正選手、つまりレギュラーを意味する。その「VARSITY同士の」という意味の「INTER-VARSITY」を略して、「I-V-Y」と呼びならわされていた。それが1930年代のある時に、ニューヨークの新聞記者が「IVY(蔦)」とスペルを書いて報道し、以来アイビーリーグという名前を付けられてしまったというわけである。このアイビーリーグのバーシティーたちには、大学の予算で作られたバーシティージャケットが配られた。それは大学のスクールカラーによって色が違い、大学のマーク(ハーバードの場合はH)が付いていたりした。これを商品化してブルックスブラザーズ社が売り出しているが、バーシティージャケットといえば本当は大学からもらうものに限られていることは、日本では知られていないようだ。英国の場合、イートンやハロウさらにはオックスフォード、ケンブリッジのスクールタイやスポーツジャケットを一般の人は絶対に着ない。それは、その人がどこの学校の学生なのか、あるいは出身なのかを表す物だからである。アメリカは英国ほど厳しくはないが、アイビーリーグのバーシティージャケットが非常に権威ある物とみなされていることは間違いない。アイビーリーガーたちはこれを一生大事に持ち続け、よほどのことがない限り手放したり人に貸したりすることはない。それは一生の記念になる勲章のようなものなのである。
そもそもアイビーリーグとは、アメリカ東部にある名門8大学-ハーバード、イエール、ブラウン、コロンビア、コーネル、ダートマス、ペンシルベニア、プリンストン-によって結成されているアメリカンフットボールのリーグ戦のことを指す。いずれの大学も古くからの歴史と権威に縁取られ、優秀なエリート学生が集まることで知られている。これら8大学の間で1930年ごろからシーズンを定めて定期的なフットボールの試合が行われるようになるが、これがいわゆるアイビーリーグである。日本で例えるなら東京六大学野球といったところだろうか。シーズンは9月に始まり、11月下旬にリーグの最終試合であるハーバードとイエールの試合で幕を閉じる。このハーバードとイエールの試合はTHE GAMEと呼ばれ、アイビーリーグはいうに及ばずプロでさえ、今なおTHE GAMEと呼んではならないほどに、この伝統の一戦は特別扱いされている。アイビーリーグはフットボールの本場アメリカでも歴史的に格式が高いだけでなく、今世紀の初めごろまでは全米で一番強いリーグでもあった。もっと古く1920年代にハーバード、イエール、プリンストン、コロンビアの4大学で結成されたフォー・リーグ(4League)の「4」をローマ数字を「Ⅳ」と書き、最後に「Y」をつけてIVYになったという説もある。
このアイビーリーグ出身者が好んで着る服があった。家柄が良く、優秀な頭脳の持ち主、社会的にも指導的な立場にある人々が着る服だから、てらいが無く、オーソドックスをベースにした伝統的なものながら、着やすく、活動的なものである。トラディショナルという言葉がぴったりのこの服に注目したアメリカのファッション・トレンドを決定付ける機関であるIACD(国際衣服デザイナー協会)が、アイビールックと名付けたのが始まりである。ナチュラルショルダー、3つボタンジャャケット、パイプドステムのトラゥザーズ、オックスフォードのボタンダウンシャツ、ストライプタイの4点セットはアイビーモデルの必須アイテムで、どれ一つ欠かすことが出来ない。ボタンダウンシャツは老舗Brooksbrothersの考案によるもの。The Button-Down Polo Collar Shirt と名付けられたこのシャツは多くの顧客の支持を得て、たちまちのうちにベストセラーになった。ネクタイを結び衿先の釦を止めると、カラーが柔らかくロールして独特の美しいラインを形成します。アイビーリーガーをはじめとする人々にはこの襟元がたまらない魅力になっている。フロント部分の表前立、背部のボックスプリーツという同社が決めた約束事を含めて、1920年代にはアイビーリーガーの必須アイテムとされるほどの地位を得た。アメリカの指導的な立場の人が好んで着用したため、一般人にも広がり、世界レベルでの支持層を獲得することになった。

また、同社の開発したストライプタイは英国の近衛連隊将校が結んでいたといういわれを持つレジメンタル・ストライプがヒントになっている。生地をバイアスに使っているので、英国のそれはネクタイに向かって左上から右下へとストライプが流れています。ブルークス・ブラザースのストライプタイはこれとは反対に右上から左下へと流れている。英国のレジメンタルタイと好対照をなすアメリカのストライプタイは、アイビーリーグモデルの必須アイテムとなっている。
アメリカではTraditional (トラッド)の中の一モデルとしてアイビーが地位を占めているにもかかわらず、日本ではアイビールックが先に紹介されたために、アイビールックは青年向き、トラッドは大人向きと位置付けられた。 
なるほど・・・・ということです。僕もIVYの由来など、再認識しました。(一部、石津謙介さん著作から引用しています)

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

suwakiさん、興味深く拝見しました。
まあこの辺をオフ会で話すと、「オーセンティックK松親分」が黙っちゃ居ないので、大変なことになりそうかと。(笑)
先日新メンバー勧誘しときました。(中学の)数学の先生、ブルックス大好きな方です。年齢が小生の後輩なのも嬉しいことです。
やはり「アイビーとトラッドの違い」について話題になったので、「アイビー∈トラッド」と数式説明、納得いただきました。
しかしアメ「トラ」雅というほど小生「大人の装い」に当てはまるか?甚だ疑問ではありますが・・・

suwakky さんのコメント...

アメトラ雅さん、おはようございます。
新メンバー勧誘、ありがとうございます。全国にIVY&TRADファンは数十万人いると言われ、はたまた最近のファッション業界は流行を作れど、人動かずで、奥の手のトラッド回帰を仕掛け始めたためか、回帰TRAD人口は増えつつあると言われていますね。しかし、新潟TFCのように実動人数が多く、且つ会員も増えつつあるというのは、ひとえにアメトラ雅さん、トラ松さんのご尽力の賜物と敬服しています。
オーセンK松さんは、只今タータン(BlackWatch)にコリコリ中です。オフ会で深~い話が聞けそうなので楽しみです(笑)

匿名 さんのコメント...

suwakiさん、こんにちは。
IVYの由来、こういう話題はお勉強になりますね。
ところで、私はこの秋も参加する予定なのですが、VAN SHOP多治見のオーナーが主宰する自動車倶楽部のツーリング、その名もヴァーシティ・クラブ・ツーリングであります。

匿名 さんのコメント...

TRADさん、こんにちは。
僕はTRADの復習中?ですが、《ヴァーシティ・クラブ・ツーリング》命名した人は、IVY、TRADに造詣の深い人ですね。自動車倶楽部のツーリング、丁度いい季節で、さぞや楽しいことと察しています。楽しみですね。

美白